ブートローダrEFIndをmacに導入する

ブートローダrEFIndをmacに導入する

Mac PCでUbuntuやWindowsなど、OS X以外OSを起動するための必需品と言えばrEFInd。
rEFIndを用いれば、起動時にどのOSを立ち上げるかを選択できるようになります。

今回はこのブートローダーrEFIndをMacに導入する手順について説明していきます。

すでに導入済みの方は、rEFIndのカスタマイズもぜひ。
MYROBOTICS | rEFIndのテーマをカスタマイズする方法!

ブートローダーとは

ブートローダーとは,PCを起動する際にOSをハードディスクから起動するプログラムのこと。

PC起動時に、どのOSを起動するかを選択する役割を担っています。

rEFIndによるOS選択の概要

ブートローダrEFIndを導入するわけ

MacではStartup Managerという起動OS選択ソフトがデフォルトで備え付けられています。(optionキーを押しながら電源ボタンにて起動)

しかし、Startup ManagerではUbuntuのディスクは見つけられません

そこで活躍するのがrEFInd。

rEFInd導入までの手順

rEFIndの導入手順は以下の通りです。

  1. rEFIndパッケージのダウンロード、解凍。
  2. Macをリカバリーモードで再起動(SIPの無効化のため)
  3. rEFIndのインストール
  4. 再起動(起動時にrEFIndのOS選択画面が表示される)

rEFIndのダウンロード

まずはこちらのサイトから「A binary zip file」をクリックしてダウンロード。

http://www.rodsbooks.com/refind/getting.html

refind-bin-X.XX.X.zipを解凍します。
(2020年6月現在のrefindの最新バージョンはrefind-bin-0.12.0)

後ほどターミナルコマンドに打ち込むので、解凍場所はメモしておきます。

ちなみに、筆者の環境では、Mac OS Mojave & refind-bin-0.10.8で動作することを確認しています。

SIPの無効化について

OS X El Capitan  以降、macを悪質なソフトウェアからデータを守る目的として、システム整合性保護(System Integrity Protection: SIP)というセキュリティ技術が使われています。

SIPが有効な状態だと、rEFIndはインストールすることができません。
そこで、以下のような手法をとります。

  • リカバリーモードでの起動し、SIPを無効にする
  • 再起動後、rEFIndをインストール(※SIP設定の反映には再起動が必要)
  • 再びリカバリーモードで起動し、SIPを有効にする

※Mac OS通常起動時にrefindのインストールを実行すると、
"Could not set boot device property: 0xe00002bc"
というエラーメッセージが表示されます。

リカバリーモードでの起動

リカバリーモードで起動するには、Macの電源を入れると同時に
command + R
を押し続けます。(起動には少し時間がかかります。)

以下のような画面が表示されたら、
トップバーのユーティリティを選択し、ターミナルを起動します。

リカバリーモードでターミナルの起動方法

SIPの無効化

ターミナルに以下コマンドを入力します

$ csrutil disable

設定を反映させるために再起動します。

refind-installの実行

上記サイトにてダウンロードしてきた refind フォルダ内にある、refind-installを実行します。

$ cd ~/Downloads/refind-bin-X.XX.X
$ ./refind-install

rEFIndインストール時のターミナル画面

インストールしますか(YES/NO) ?と聞かれるので、
Y をタイプしてエンターキーを押します。

rEFIndインストール成功時のターミナル出力

"Installation has completed successfully."
と表示されて入れば、rEFIndのインストールは成功です。

SIPの有効化

インストールが成功したら、再びSIPを有効化します。
リカバリーモード(command + R)で起動し、ターミナルから以下コマンドを実行します。

$ csrutil enable

設定を反映させるため、再起動します。

rEFIndの起動

rEFIndのOS選択画面

再起動後にこのような画面となれば無事rEFIndのインストールは成功です。

2020/06追記 :
MBP2019 × macOS Catalina 10.15.5 × refind-bin-0.12.0
PCを新調し、以上の環境でトライしましたが、うまく行きませんでした。情報をお持ちの方はコメントいただけると幸いです。
(MBP2013 × macOS HighSierra? × refind-bin-0.10.8 の組み合わせで以前は動作確認をしていました。)

MacOSのアップデートに関する注意事項

MacOSの大幅なアップデートを適用した際には、rEFIndが無効になってしまいます。2019年10月に提供が開始された、MacOS 10.14 Mojave → 10.15 CatalinaへのアップデートのタイミングでもrEFIndが無効になりました。

その際はもう一度

  • SIPの無効化
  • refind-installの実行
  • SIPの有効化

の手順を踏めば使えるようになります。

macOSの大幅アップデートはそう頻繁にはありませんが、アップデートの際には必ず起こる問題ですので、このことは頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

追記
Ubuntuでupdate($ sudo apt-get upgrade$sudo apt-get dist-upgrade)をしたタイミングでも同様にrEFIndが起動しなくなることがありました。
(その際は起動時にrEFIndには入らず、自動的にubuntuで起動してしまいました。)

その様な場合は上に記載した通り、もう一度リカバリーモードでの起動 → refind-installの実行を行えば、元に戻ります。

ダサいrEFIndのテーマを変更する

rEFIndのデフォルトのテーマはゴチャゴチャしていてデザイン性に欠けるので、背景の設定やアイコンのカスタマイズなど色々手を加え、オリジナルのrEFIndを手に入れましょう。

rEFIndのテーマをカスタマイズする方法!

皆さん、無事rEFIndを導入することができましたでしょうか。
以上、Macにrefindを導入する手順についてでした。