SDカードリーダがSDカードを読み取らない時は

久しぶりにSDカードを使おうとしてカードリーダーにSDカードを差し込んだは良いものの、うんともすんとも言わず、SDカードがうまく読み取れなかった。

こんな経験したことはないでしょうか。筆者も以前こういったことに悩まされ、SDカードにはいろいろ相性があるという噂もよく聞くのですが、読み取れなかった原因は実は意外なところにあるかもしれません。

カードリーダーの錆びつきが原因かも

USBメモリは頻繁に使用する機会があるものの、SDカードを使用する機会はUSBメモリほどではないと思います。

SDカードもUSBメモリも、PCやカードリーダーの金属端子との接触でデータをやりとりしますよね。出番の少ないSDカードリーダーは端子の金属部にホコリが溜まっていたり錆び付いていたりして、ちゃんと電気信号のやりとりが行われていない可能性があります。

このような場合、カードリーダーのホコリを取り除いたり、接触部分を磨いてあげる必要があります。

金属端子を研磨してあげる

SDカードリータの端子の錆びつきに問題がアリそうならば、端子を磨いて電気信号のやりとりができる状態戻してあげなければいけません。

研磨というと、難しそうなイメージをもったり特殊な工具を使わなければいけないと思う方もいらっしゃるかと思いますが、

「SDカードの抜き差しを10~20回ほど繰り返す。」

SDカードの抜き差しによる端子の研磨

これだけです。
抜き差しを繰り返すということは、金属端子とSDカードが擦れるわけですから、これを繰り返すことで表面が磨かれていき、電気信号のやりとりができる状態に戻る可能性があります。

ちなみに、SDカードを抜き差しする時は、PCの電源・カードリーダーの電源がOFFであることを確認してから行ってください。

ONの状態で抜き差しすると、復活した時にSDカードの内容を読み取っている最中に無理やりSDカードを抜き取ることになり、データに不具合が生じることがあります。注意しましょう。

カードリーダーのホコリを飛ばす

長年使っていなかったため、カードリーダーの読み取り部にホコリが溜まっていることが原因かもしれません。

そういう時は、息を吹きかけたり、市販のエアダスター(細いノズルから空気を噴射する、ホコリを飛ばすための専用のスプレー)を使っても良いかもしれません。エアダスターはホームセンターなどで売られています。

ちなみに筆者はこの2点を行ったところ、見事にSDカードが読み取れるようになりました。

以上、カードリーダーが読みとらなかった時の対処法についてでした。